「クレジットカードのショッピング枠を現金化します」などという広告に要注意

クレジットカード現金化の仕組み

クレジットカード現金化の仕組みについて説明します。クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があります。元からキャッシング枠が付いています。キャッシング枠を使い切るとそれ以上お金を借りることはできませんが、キャッシング枠が一杯でもショッピング枠が残っていればカードで買い物はできます。それで金券等のモノを買って売るなどして換金してしまえば、結果的に現金を手にすることができます。

現金を今すぐにでも手に入れたいと考えている人からすれば、クレジットカードを現金化することに心ひかれるかもしれません。利用してみたい気持ちもわかりますが、結局債務が増えるだけなので、利用はお勧めできません。

クレジットカード現金化では、利用者にその人の持っているクレジットカードで商品を購入させます。購入した商品を業者に7割から8割程度の金額で買い取ってもらいます。一時的に現金は手にできますが、商品を自分のクレジットカードで購入しているので、後日商品の代金の支払いをすることになります。また、還元率や手数料と称して、現金化業者に10%~20%を支払う場合もあります。

たとえば10万円のお金を得るために2万円~3間年の手数料を支払うことになるのです。悪徳な業者に間違いはありません。

簡単にお金を手にすることができますし、お金を借りる場合と違って審査などもないので、つい利用したくなるかもしれませんが、大きなリスクが伴います。手を出さないようにしましょう。

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