クレジットカード現金化に注意して!
今の世の中カード社会ですから、1枚はクレジットカードを持っていることでしょう。クレジットカードは後払いにする「ショッピング」の機能と、お金を借り入れる「キャッシング」の機能があります。利用者に応じて、カードで買い物ができる金額が決まっています。
最近、インターネットや新聞・雑誌等で「クレジットカードのショッピング枠を現金化します」などという広告が掲載されていることがあります。クレジットカード枠を現金化することはクレジットカードの会員規約で禁止されています。
今月はお金がピンチだから、すぐに現金が手に入る方法として、クレジットカード枠を現金化しようかと考える人もいるかもしれません。しかし、この行為は一時的な現金獲得で、結局は債務を多くするだけなのです。クレジットカードのショッピング枠を現金化しても、カードを利用した代金はクレジットカード会社に支払うのです。利用した本人が支払うことになるので、自分で自分の首を絞めてしまいかねません。また、思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
クレジットカードの枠を現金化と言っても、すべて現金にしてくれるわけではありません。クレジットカードの枠で購入できる金額分を利用して商品を購入させられます。その商品を購入金額の何割かで引き取ってくれるのです。手数料も引かれてしまいますから、手元に入ってきた金額にがっかりしてしまうかもしれませんね。
損をしたくないのであれば、クレジットカードの現金化などと言う言葉に乗せられないようにしましょう。